Misuzu Kaneko

仙崎は 潮の香りのただよう 街でした(おいしいものもありましたよー)

仙崎駅です。単線の終着駅ですが、駅そのものが「金子みすゞ記念館」になっているんです。

ワンマン運行の電車は1両運転です。とってもかわいい!
(電車の本数は少ないので、駅での時間チェックが大切!)

駅からまっすぐの道は、「みすゞ通り」と名付けられていました。ちょうど七夕まつりがあっていました。

金子みすゞさんも通っていた地元の小学校の跡地です。仙崎ではなく、瀬戸崎という名前だったんですね。

通り沿いの店というか家の玄関先に、金子みすゞさんの詩が絵とともに描かれたものがかけられているんです。家々で好きな詩を選ばれているんでしょうね。
なんか町を挙げてみすゞさんを想っているのをおもわず感じてしまいます。

駅から港の方への道、いいこと通りを5分ほど歩いたところにあった「浜屋」さん。釜飯の看板がとってもいいですね。

浜屋さん、一押しメニューはこれ!うに釜飯。仙崎の海でとれたウニがてんこ盛り。炊きあげられたウニはもちろん、上にのせられた生ウニがもーーーおいしっったら!!!
是非食べてくださいね。

こちらも、まいうーなメニュー、ウニいくら丼。
あっという間に食べてしまって、おもわず「おいしかったー。」が口をこぼれる一品です。(満足!)

金子 みすゞさんが 通りを 見ていた部屋の窓から

ここが、みすゞさんが子どもの頃、お家が経営していた書店 金子文英堂です。仙崎の町の通りのちょうど中央あたりに位置していました。もう、うれしくてうれしくて、思わず記念の一枚を撮ってしまいました!

勘定場って言うんですか。よく時代劇に出てくるような趣でした。

そうそう、昔のお家ってこんな作りでしたよね。家のあちこちに、みすゞさんの詩がかけられていました。

無造作におかれている家財道具にも、みすゞさんの足跡が残されている心遣いには、感心しました。

金子文英堂の2階です。急な角度の階段を上った左に、みすゞさんの部屋があります。当時の通りに配された机からは、格子窓から通りのにぎやかさが見て取れます。みすずさんもこの窓から見た風景で、多数の詩を書いていたことを想うと、とっても感慨深いものがありました。

まるで、まだ今でもみすゞさんが使っているような、そんな息吹が感じ取れるものたちです。

ここが、金子みすゞ記念館です。館内は撮影禁止なので、とりあえず入り口をパチリ!館内は、金子みすゞさんの人となりや作品をたどることができます。是非、是非、観てください。とてもすてきでした。

 

仙崎 町のあちらこちらを ぶらぶらと

ここは、金子 みすゞさんが眠っているお墓がある遍照寺です。静かなたたずまいの中、お墓には訪れた人の手向けた花が絶えることがないと聞きました。

青海島にかかる橋から、仙崎港を望みました。
かってはとてもにぎわっていた港で、大陸からの引揚船が日本で一番に着いた港が、ここ仙崎なんだそうです。

 

王子山から仙崎駅への帰りの道すがらよった喫茶店「廣田珈琲店」。アンティークな感じがすてき(天井が高い。それに大きな古い金庫。昔は銀行だったのかな?)でした。一杯立ての珈琲がとてもおいしかったです。

 

 

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