宮沢賢治

「銀河鉄道の夜」初めて読んだ時、物語の不思議さが心にありながらも、その不思議な空間感と神明な世界観が胸に広がったのを覚えています。没後90年を経ても、賢治の描いた世界、大切にしたかったものは人々の心に響いています。

宮澤賢治の作品達

1896年(明治29年)、岩手県花巻市生まれ、1933年(昭和8年)、37歳で没する。
県立盛岡中学校、盛岡高等農林学校を卒業。幼少期より宗教に親しみ、植物、鉱物採取にも熱中する傍ら、単価も数多く作る。
22歳初めて童話を書き、以後、創作と農業指導に献身する。この二つの路は、賢治は生涯貫く重要なものとなった。
1924年(大正13年)『春と修羅』『注文の多い料理店』を出版する。生前に刊行された本はこれだけである。
没後賢治の人格と芸術への評価は高くなり、その後書く多くの童話や詩集が世に出されることになる。

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